Monday, December 23, 2013

宮里美香、森田理香子、女子ゴルフ界にも“遼世代”の風




2010年11月25日18時12分




リーダーズボード
順位 選手名 スコア1 森田 理香子 -5
2 佐伯 三貴 -3
不動 裕理 -3
4 ジョン・ミジョン -2
竹末 裕美 -2
宮里 美香 -2
7 飯島 茜 -1
キム・ナリ -1
9 有村 智恵 0
アン・ソンジュ 0


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どんな舞台でも攻めの姿勢は変わらない(撮影:米山聡明)








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LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ 初日>◇25日◇宮崎カントリークラブ(6,520ヤード・パー72)

 宮崎県にある宮崎カントリークラブで開幕した、国内女子ツアー最終戦「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」の初日。今季の集大成となるメジャーで輝きを放ったのは初出場の平成生まれ組。いわば石川遼世代の新鋭達だ。

【関連リンク】地元で連覇狙うさくら、ショット、パット噛み合わず9位タイ発進

 「樋口久子IDC大塚家具レディス」でのツアー初優勝で今大会へ駒を進めてきた森田理香子は4番、5番と連続バーディで好スタート。9番ではバンカーからホームランするミスショットもナイスパーセーブで勢いを切らさず後半を迎えると、「初日なのでガンガン狙っていきました」さらに4つのバーディで後続を突き放し2打差をつけて単独首位に立った。

 好調のショットに加えパッティングも冴えた。先週の3日目に変えて「イメージも良く、打感も良かった」というフェース面が柔らかい新パターも好感触で好スタートを後押しした。「念願の大会だったので、恥じないように」昨年はわずかのところで出場権を逃しているだけに今大会への意欲は十分。「ベスト3に入ろうと思っています」と大きな目標を掲げた。

 その森田と同級生、アマチュア時代から共にプレーをしてきた宮里美香も初出場で上位発進を決めた。宮里は3番、4番と連続バーディを奪うと9番パー5もバーディを奪い3アンダーで森田を猛追。続く10番もバーディとした時点で首位に並んでみせた。最後は3つのボギーで失速したものの、多くの選手が苦しむ中2アンダーで回り4位タイ。「ボード見てましたよ。同じ年だし自分も頑張ろうと思いましたね」と首位を走る森田に刺激をもらって上位に食い込んだ。

 この2人のゴルフに共通するのはアグレッシブさ。それは男子ツアーでも台頭する若手ゴルファーすべてに共通するものだ。宮里は「日本女子オープン」で2位に6打差をつける強さを見せて優勝、森田は「樋口久子IDC大塚家具レディス」でツアー記録タイである“62”を叩き出すなど共に爆発力は折り紙つきだ。女子ゴルフ界の“石川遼世代”筆頭の2人が宮崎の主役となるか。

【初日の順位】
1位:森田理香子(-5)
2位T:佐伯三貴(-3)
2位T:不動裕理(-3)
4位T:宮里美香(-2)
4位T:全美貞(ジョン・ミジョン)(-2)
4位T:竹末裕美(-2)
7位T:金ナリ(-1)
7位T:飯島茜(-1)
9位T:アン・ソンジュ(E)
9位T:横峯さくら(E)
9位T:有村智恵(E)他4名

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